Visual Studio 2010 と C#4.0 で印象に残ったデモ、ベスト3

今日はロサンゼルス .NET デベロッパーグループのセミナーに参加してきました。 場所は UCLA (カリフォルニア大学ロサンゼルス校) のいつものセミナールームです。

お題は Visual Studio 2010 と C# 4.0 です。

たくさんのデモが行われましたが、そこで印象に残った三つだけ取り上げてご紹介します。

ボックス選択の編集

ボックス選択 (Box Selection) という機能は、実は Visual Studio 2005 からある機能です。 Visual Studio 2010 からはボックス選択をした後に、それをいっぺんに編集できるようになりました。

Alt キーを押しながらマウスでコードを選択 (または Alt + Shift + 矢印キーで選択) すれば、全部まとめて編集可能になります。

使用法からの生成

先にコードを書いてから、それからコードのスタブを Visual Studio 2010 に自動生成させる方法です。

私はどういう風にオブジェクトが使われるのが自然かチェックする時に、実際にコードを書いて確かめることがあります。ですから、この機能は特に便利だと思いました。

名前付き引数

こちらは C# 4.0 の機能です。

引数の順番を覚えていない時などは、パラメータの名前と値を 名前: のペアにすれば OK です。

using System;
namespace ConsoleApplication1
{
     class Program
     {
         static void Main(string[] args)
         {
             Console.WriteLine("{0}", Foo(y: 10, x: 2));
         }
         static double Foo(double x, double y)
         {
             return x / y;
         }
     }
}

以上、Visual Studio 2010 からの機能を三つ取り上げてご紹介しました。

他にもいろいろありましたので、機会がありましたらご紹介したいと思います。