MySQL へ接続するための ODBC データソースの作成

ODBC コネクターの入手

MySQL へ ODBC で接続するには ODBC コネクター (Connector-ODBC) が必要です。

MySQL の公式サイトから Connector-ODBC をダウンロード してインストールしてください。インストーラに従ってインストールすれば特に何も問題なくインストールが完了するはずです。

データソースの設定

ODBC を使ってデータベースに接続する場合、システムに "データソース" (Data Source) を作成します。 データソースにデータベースの接続情報を登録します。

コード上からはこのデータソースに付けられた名前、 DSN (データソース名) を指定してデータベースにアクセスします

ちなみに、以前業務で ODBC の話をしているときに、私の同僚が DSN を DNS と言い間違え続けたところ、

「DSN と DNS では全くものが違う!」

と、お客さんの逆鱗に触れたことがあります・・・ (汗)
似ているので十分気をつけましょう。

データソースの作成

データソースは管理ツール (Administrative Tools) の Data Source (ODBC) から設定します。

システム DSN (System DSN) を作成します。System DSN タブを選択して、追加 (Add) をクリックします。

ODBC ドライバーとして、 MySQL ODBC Driver を選択します。

上述の Connector-ODBC をインストールすれば、 ここに MySQL 用の ODBC ドライバーが登録されているはずです。 インストールした ODBC コネクターのバージョンによって、ここに表示されるドライバーのバージョンも異なりますので、 最新のものを利用するとよいでしょう。

完了 (Finish) をクリックすると、DSN の設定画面が表示されます。

あなたのデータベースへの接続情報に合わせて情報を入力します。

OK をクリックすると完了です。

DSN 一覧に今作った DSN が登録されているはずです。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。SNS 等でこの記事をシェアしていただけますと、大変励みになります。どうぞよろしくお願いします。

© 2024 Web/DB プログラミング徹底解説