人と違うスキルを持ちたいと思っている、IT 業界の新卒くらいの方へ
|僕は IT 業界で働き始めて今年で16年目です。16年働いたうち、約半分以上はアメリカで働いています。もう丸8年近く、日本には帰っていません。
勤めた会社は大小併せて5社。
訳あって1998年からこの業界で働き始め、それからその道一筋に頑張ってきて、ただいま40歳。芸人に例えれば、だいたいサンドウィッチマンです。(仙台出身ですしね)
その僕が、今日は最近この業界で働き始めたあなたに、アドバイスのようなものをしようと思って、今書いております。
夏休みにボーっと考えてみるのもいいかと思いますので・・・
「アドバイスなんて聞きたくない」、という方はパッと別のページに飛び立ってください。
あるいは、「今年入社じゃないけど、そんな私でもアドバイスをもらっていいのでしょうか」、と思っている人は、まぁ、なんか謙虚な感じで、いい感じなのでどうぞ読み続けてください。
と、文句をいろいろいってきそうな人をふるい落としたところで、話を始めましょう。
今日書きたいと思ったのは、心構えのお話です。
仕事をする上で、今後どのようにしていったらよいか、一度考えてみることをお勧めしたい心構えのお話です。
「あれ?でもオジサンは、さも、自分が凄いように言ってるけど、その結果大したことになってないじゃないか」 と思いそうなひとは、これまた別のページへGO!(フィルターその2)
・・・って、もういいか。そろそろ真面目に書こうか(笑)
さて、久しぶりに書こうと思ったことは、簡単なことです。
ずばり、「『将来なりたい自分』 と 『業界のトレンド』 を考えて、それに向かって事前に努力せよ」 ということです。
あなたは 「自分は5年後、どうなっていたいか?」 という質問に答えられますか?
仕事が忙しいときは、どうしても目先の仕事を片付けるので精一杯になります。
今日中にやらないといけないこと、明日までにはやらないと、上司から怒られそうなこと、今週末までにやらないといけないこと・・・ などが目の前にあって、それを片付けるだけが仕事ということになってしまいます。
これはごく普通のことです。
でも、それを続けていくと、ごく普通の人になります。
いまどき、どんな会社でも経営が難しくなる可能性を持っています。最近、大企業が傾いているニュースをよくききますが、他人事と思っていてはダメですよ。
あなたの尊敬している上司が、どうやってそういう風になったのか?
あなたの尊敬するエンジニアが、どうやってそのスキルを身につけていったのか?
それを自分が実現するためには、いったい、どういう風にしていけばよいのか?
夏休みとか、仕事に追われていない時間には、少しだけ時間をとってそんなことを考えてみるのもよいことです。
そして、それを短期的、中期的な目標に落とし込んで、自分が今やなければならないことを決めていくのです。
頑張ってくださいね。
ではまた。