セキュリティエッセンシャルズ (Security Essentials) ダウンロード開始
|<セキュリティエッセンシャルズとは?>
セキュリティエッセンシャルズはマイクロソフトが無料で提供しているセキュリティ対策ソフトウェアで、マイクロソフトのサイトから Security Essentials がダウンロード可能になりました。
Security Essentials 日本語サイト
http://www.microsoft.com/Security_essentials/default.aspx?mkt=ja-jp
無料でセキュリティ対策する方法もいろいろあるものですね。
かねがね OneCare が終了して無償版が出る、との話がありましたが、いよいよ出てきましたね。
シマンテックのノートンやウイルスバスターなどの有料セキュリティソフトを利用するのもよいですが、私が使ったところでは現状特に問題なく動作していますのでおすすめです。
ウィルス、ワームといったマルウェア(悪意を持ったソフトウェア)が広まった場合、自分の環境でいまそれが対策できているかどうか確認できないと不安ですよね。
セキュリティエッセンシャルズで対策できるウィルスやマルウェアの情報については、マイクロソフトのマルウェアプロテクションセンターというサイトで情報を確認することが出来ます。
ただし、マイクロソフトのマルウェアプロテクションセンターは現状英語で情報を公開しています。セキュリティエッセンシャルズのような一般の個人を相手にしたセキュリティソフトにおいて、英語の情報公開のみというのは少々困りますね。
その点ではシマンテックなどのセキュリティレスポンスサイトでは、日本語でわかりやすく情報が公開されています。
ですから、英語で技術文書を読むのに慣れていない方は、シマンテックのサイトでワーム、ウィルスなどの情報、名前等を調べる。そして、その名前を元にマイクロソフトのプロテクションセンターで、それが含まれているかどうか確認する・・・、といった使い方もいいかもしれません。
<対応 OS は?>
XP (32bit), Vista 及び Windows 7 (32bit/64bit) のそれぞれのクライアント OS シリーズにインストール可能です。残念ながら、Windows Server 2003 や Windows Server 2008 などのサーバー OS にはインストールできないようです。
ちなみに、マイクロソフトのサイトを見ると、これは 「正規品」 にのみインストールできます!と強調して書かれていますが・・・、 少なくとも日本で普通にパソコンを買ってくればその環境に Windows が入っていて、それをそのまま使う人が圧倒的に多いのではないでしょうか・・・。 国別に 「正規品を!」 という表示を出す、出さないと区別すると差別のようになってしまうので、なかなかできないのだとは思いますが。
<私の使用レポート>
私の環境は Windows 7 Ultimate 英語版です。そこで Security Essentials の Windows 7 の 32bit 版をインストールしました。
管理画面は次の通り、非常にシンプルでわかりやすいです。
設定項目も少なくとても使いやすいと思います。
<他の人と USB メモリ等でデータのやり取りの多い人へのオススメ設定>
ふと気付いたのですが、デフォルトの設定ではフルスキャン実行時にリムーバブルディスクはスキャンしないようです。
USB メモリなどを利用して、他人とデータのやり取りをする場合が多い人 (そのために USB メモリなどをよく指している人) は、詳細設定 (Advaned Settings) のリムーバブルドライブをスキャンする (Scan removable drives) を有効にしておいたほうが良いと思います。
リアルタイムスキャンがあれば、問題にならないかもしれませんが、逆に書き込み可能なリムーバブルドライブを除外する理由もあまりないと思いますので、補足しておきます。
<他のセキュリティ対策、マルウェア対策ソフトはどうか?>
さて残念ながら実際のところマルウェア対策としては、OneCare の時代にはマイクロソフトはあまり評判が高くなかったことも確かです。 セキュリティエッセンシャルズになって、どの程度改良されているか気になるところです。
アメリカの雑誌 PC World で発表された、セキュリティソフト、アンチウィルスソフトウェアのランキングを紹介します。
1位. G-Data Antivirus 2010
2位. シマンテック Norton Antivirus 2010
3位. Kaspersky Lab Anti-Virus 2010
4位. BitDefender Antivirus 2010
5位. パンダ アンチウィルス Pro 2010
6位. F-Secure Anti-Virus 2010
7位. Avira AntiVir Premium
8位. トレンドマイクロ アンチウィルス Plus AntiSpyware 2010
9位. Eset Nod32 Antivirus 4
10位. マカフィー Antivirus Plus 2010
11位. Alwil Avast! 4.8 Professional Edition
詳細は PC World 2010 のページをご覧ください。
ちなみに、念のために補足しておきますと、初心者にはシマンテックのノートンはあまりオススメではないです。確かにシマンテックのセキュリティソフトは売れていて、高機能で性能が良いのは確かだと思います。が、設定が難しく比較的上級者向けと言えると思います。
そのためシステム管理者がいる企業内での運用では大変優れた選択だと思いますが、個人向けでは少々てこずる人も多いと思います。
私が実際に客先で対応した案件でも、正しく設定できていないために、通常のメールも読めなくなったということも発生していました。セキュリティを高めようとして、メールが読めなくなった、というのはでは全く意味がありません。
その意味ではあまり多機能すぎるのも良くないものです。
その意味でシマンテックのノートンは少々扱いにくい・・・、少なくともそうした事例を私は見てきました。
<Windows のセキュリティの仕組みをもっと詳しく知りたい方は…>
Windows のセキュリティ機構、原則をもっと詳しく知りたい方は、当サイト本編の Windows 徹底解説・セキュリティなどをご覧ください。
とんだ愚か者だな。
メーカの回し者と捕らえかねない。
ウィルスバスターは買ってはいけない、
インストしてはいけないソフトのひとつです。
「光プレミアム」についてくるのもVBだが、
某ミカカの技術者もそう申してます。
ネットが遅くなるわ、メモリ常駐量がでかい。
他のソフトと競合する。
まったくいいとこなし、
ウィルス検出率も悪いことは既に誰もが認めるところ。
CMのかわいい女の子でつろうとしているところが
性能で売れないといっているようなもの。
> 匿名様
コメントありがとうございます。
そうでしたか。評判悪いのですね。
私は両方ともインストールして自分で試して、「これは使いやすいな」と判断しましたよ。特に問題はありませんでした。
私はソフトウェアそのものの比較だけでは足りなくて、設定の容易さも大切と思っています。今まで設定がうまく行かないことでトラブルに合っているひとをかなり見てきました。
問題点については、ぜひ具体的な例を挙げていただけますか?例えば、どのソフトウェアに問題がある、メモリのワーキングセットが平均よりどの程度膨れる、検出率がどの程度悪い、などです。
以上、どうぞよろしくお願いします。
小山
確かに、ウィルスバスターはスキャン動作が遅く、常駐メモリーを食って
IEの動作があまりに遅くなるのでアンインストールしました(^^;;
で、本日、このSecurity Essentials の存在を知ってインストール
しました。
見つけたのは、VISTAのコントロールパネルのセキュリティからたどって
たまたま見つけたのですが、、わかりにくいな。。もっと上層にリンクを
置いてほしかった(笑)
で、評価はどうなのか?と探して、このサイトに来ました。
とりあえずは、これで行きます。タダだし(笑)
うらさん様
コメントありがとうございます。
ウィルスバスターは、ダメな方への投票が、これで二票中二票ですね(苦笑)
これは・・・、なかなかの悪評なんですね・・・(汗)
今度時間があり次第、どの程度のものかちゃんと調べてみないとダメですね。
私は体感的には気にならなかったんですけど。
(私はFirefoxばかり使っているからでしょうか・・・?)
Vista では、コントロールパネルからリンクがあるのですね?
情報ありがとうございます!
ウィルスバスターは現在使用しています。
良い:パネル、設定がわかりやすい。
悪い:遅め。負荷がかかっている。
怒り:ポップアップ 広告・宣伝をする。これは発想がアドウェア。
Security Essentials は ウィルス対策ソフトを使用していない人を対象にウィルス対策を広め、web全体でウィルス対策を進めるとゆう考えで、ウィルス対策ソフトサプライヤーのシェアを取る意識は無いように思えます。
トレンドマイクロの姿勢に 疑問を感じます。
ウィルスバスターを インストールすると ポップアップで 広告・宣伝がでてきます。止める設定は搭載されていなく、強制的にでてくる。必要ないユーザにとっては アドウェアと感じます。
ユーザーサポートからもらえるトレンドマイクロの見解は
”当社の正式な広告”です。
私は ウィルスバスターを購入しているので 正式な広告である事は認めます。が パソコンの作業に支障をきたすので、止めたい の希望に対しても、
第8条 一般条項
6. お客様は、トレンドマイクロ株式会社からお客様への通知が電子媒体かつ電子的手段によってなされる場合があること、および、当該通知を受領することに同意するものとします
により 出来かねます。でした。
ウィルス対策ソフト サプライヤーの 社会的意義を再確認していただきたいと思っています。いいものを作っても 会社の理想が低ければ 自然淘汰されていくでしょう。
tunesaburau 様
コメントありがとうございます。
実は私は英語版のライセンスを買って利用していましたので、日本語版とは状況が違うのかと思い、コメントをいただいてから日本語版の評価版で試しました。しかし、気になる広告は確認できなかったのですが・・・。(私としてはサブスクリプションの更新とバージョンアップをまれに促す程度は許容ですが)
ポップアップ広告については、どの程度表示されましたか?この点の情報がありましたら、教えていただければ記事に、より正確に反映できると思います。
ともあれ、私もポップアップ広告に悩まされるようなソフトウェアは良くないと思いますので、当記事の推奨部分を削除しました。
ウィルスバスターは現在使用をやめました。
ポップアップ広告に我慢が出来ず、更新期限は残っていますが、アンインストールしました。
出る頻度は、最初 一週間に1~2回くらいと 多く無いですが、期限切れが近づくにつれ多くなるようです。期限切れ予告のメッセージは機能の一つですが、それとは別に出される広告(予告メッセージより頻度が多い)を見るたびに怒りがこみ上げてきます。期限切れとは関係ない、純粋なキャンペーン広告も出ます。
現在 Security Essentials を 試しています。
友人から使いやすを重視したソフトでありすべてを完備しているから是非使えと勧められました。
tunesaburau 様
なるほど、そのくらいの頻度で広告が表示されるのですね。
期限切れ予告メッセージ以外の広告は、私も我慢ならないと思います。
情報ありがとうございました。
渡辺敏春 様
コメントありがとうございます。
こちらは Security Essentials のことですよね?
確かに邪魔にならなくて良いですね。
こんにちわ某ISPにて、お客様サポート(現地対応含め)約10年ほどやっている者です。
私が知る限りNIS2010は秀逸の出来だと思います。信頼アプリケーションリストをユーザPCからの収集したTagで決める仕組みとか凄いと思いますけど?
トレンドマイクロは、新OS出るたびに大バグ満載してくれるのでwサポセン担当泣いてるのは毎度のことです。
Ossandesu 様
コメントありがとうございます。
NIS も企業向けで集中管理できるならいいと思いますよ。
新 OS が出るたびの大バグの歴史、興味あります(笑)
OS 毎にどんなものだったか、教えていただけるとありがたいです。
バグではないんですが,自分の印象深いのは、
あまりにも有名な 2005年4月23日 ウィルスパターンファイルのチェックミスにより不完全なパターンファイルがリリースされ、ダウンロードしたpcのCPU使用率が100%になり、利用不能となった トラブルです。
対応の情報公開の手段が主に インターネットだった為、混乱が収まるのが長引いたとの 事です。この時、テレビで情報伝達すれば、少しは見直したのですが。。。。。。”警戒さくさく”とかやってる場合じゃない。
自分はサブマシンで見て修復しました。そのサブマシンに入っていたのが、NISでした。
INTERNETWatch の記事によるとその4日後、通常はウィルスパターンは差分で追加になった分だけ、送るのだけど、過去のも送った為、大容量のファイルを送るとゆうトラブルが あったと とありました。
その記事の横に ウィルスバスター 2010の 広告が貼ってあります。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/04/27/7471.html
渡辺敏春 様
それは多分、ウィルスバスターお友達ご紹介キャンペーンですね。
お友達を紹介すると、6ヶ月無料延長に なるとゆう。
この お友達紹介キャンペーンの ポップアップにも 閉口しました。
tunesaburau 様
コメントありがとうございます。ご返信が遅くなり申し訳ありません。
データファイルによってこのような自体に陥るのは、十分バグと言って良いと思います。
事例紹介ありがとうございます。