Xdebug による var_dump の機能拡張
Xdebug とは?
Xdebug についてご存じない方は、Xdebug によるデバッグ環境の構築 をお読みください。
要は PHP のデバッグ環境を拡張するためのエクステンションです。
var_dump の機能拡張
class Car { var $_number_of_wheels; private $_name; public function __construct() { $this->_number_of_wheels = 4; } public function __destruct() { } public function getName() { return $this->_name; } public function setName($n) { if(!is_string($n) || strlen($n) == 0){ throw Exception("Invalid name value."); } $this->_name = $n; } } $car1 = new Car(); $car1->setName('Sienna'); echo '<pre>'; var_dump( $car1 ); echo '</pre>';
上記の var_dump によって、どのような結果が出力されるでしょうか。
Xdebug の無い場合の var_dump
通常は以下のような結果が出力されます。
Xdebug が有効であるときの var_dump 出力
Xdebug を利用すると、var_dump の出力は以下のように、より可読性の高いフォーマットで出力されます。
私は Xdebug が有効である場合の var_dump 出力の方が、直感的にわかりやすいと思いますが、いかがでしょうか?