パフォーマンスモニタ
パフォーマンスモニタは Windows 付属のモニターツールです。
パフォーマンスモニタも、非常に有効に使える状況があります。
例えば、CPU が 100% 振り切るような障害の場合は、スレッドの毎の CPU 利用率に関するパフォーマンスデータを取得することで、 問題の原因を把握できる可能性が高いといえます。
障害発生時に、パフォーマンスモニターによって CPU を占有しているスレッド番号を特定します。
このときに同時に、そのプロセスのメモリダンプを採取します。
これによって、このプロセスの何番のスレッドが何をしているときに問題を発生させているか確認できます。
ちなみに、パフォーマンスモニタに現れるスレッド番号は、ただのインデックスであり、システム全体で一意となる ID ではないことに注意してください。