ヒープ コラプション
ヒープメモリから割り当てたメモリ量以上に書き込みをしてしまった場合等に、 ヒープメモリの破損 (Heap corruption) が発生してしまいます。
ヒープの話題 でも簡単に書きましたが、 ヒープメモリ領域は、複数のセグメント (_HEAP_SEGMENT) に分かれており、その中は多数のエントリ (_HEAP_ENTRY) で構成されています。 つまり、エントリを構成するヘッダデータとユーザーが使ってよいデータ領域に分けられます。プログラムから、使ってよい領域をはみ出して書き込むなどしてしまい、 データのヘッダ領域を潰してしまう場合があります。これがヒープコラプションと呼ばれる状態です。
ヒープの仕組み、デバッグ方法については、下記の関連資料をご覧下さい。