グローバル HTTP モジュール ghttpmod.dll の動作確認
概要
ここでは当サイト内 「グローバル HTTP モジュールの開発 (サンプルコード)」 で作成した、 サンプル グローバル HTTP モジュール DLL (ghttpmod.dll) の動作確認を行います。
ghttpmod.dll は、リクエストを受け付けたときにその URL をデバッグトレースに出力します。 トレースの表示には DebugView を使います。 DebugView の Capture Global Win32 オプションが有効であることを確認してください。
動作確認
- DebugView を起動します。Capture Global Win32 オプションが有効であることを確認してください。
- サーバー上で Internet Explorer (IE) を起動して、http://localhost/ を要求します。
- すると、下図のように ghttpmod.dll からのトレースが DebugView に出力されます。
- 次に、モジュール終了時の動作を見るために、ワーカープロセスをリサイクルさせます。
インターネットインフォメーションサービスマネージャを開き、左側ペインから アプリケーションプール を選択します。右側ペインから現在使用中のアプリケーションプールを選択します。 (ここでは DefaultAppPool を利用しているのでそれを選択しています)
右側の操作パネルから リサイクル... をクリックします。
- 下図のように Terminate が呼び出されたことを確認します。
尚、プロセス 1756 の RegisterModle は、プロセス 3920 の Terminate よりも先に出力されていることから、 プロセス ID 1756 は、プロセス 3920 が終了する前に起動していることもこれで確認できます。
以上でグローバル HTTP モジュールが確かに呼び出されていることが確認できました。