グローバル HTTP モジュール ghttpmod.dll の動作確認

概要

ここでは当サイト内 「グローバル HTTP モジュールの開発 (サンプルコード)」 で作成した、 サンプル グローバル HTTP モジュール DLL (ghttpmod.dll) の動作確認を行います。

ghttpmod.dll は、リクエストを受け付けたときにその URL をデバッグトレースに出力します。 トレースの表示には DebugView を使います。 DebugView の Capture Global Win32 オプションが有効であることを確認してください。

動作確認

  1. DebugView を起動します。Capture Global Win32 オプションが有効であることを確認してください。

  2. サーバー上で Internet Explorer (IE) を起動して、http://localhost/ を要求します。

  3. すると、下図のように ghttpmod.dll からのトレースが DebugView に出力されます。

  4. 次に、モジュール終了時の動作を見るために、ワーカープロセスをリサイクルさせます。

    インターネットインフォメーションサービスマネージャを開き、左側ペインから アプリケーションプール を選択します。右側ペインから現在使用中のアプリケーションプールを選択します。 (ここでは DefaultAppPool を利用しているのでそれを選択しています)

    右側の操作パネルから リサイクル... をクリックします。

  5. 下図のように Terminate が呼び出されたことを確認します。

    尚、プロセス 1756 の RegisterModle は、プロセス 3920 の Terminate よりも先に出力されていることから、 プロセス ID 1756 は、プロセス 3920 が終了する前に起動していることもこれで確認できます。

以上でグローバル HTTP モジュールが確かに呼び出されていることが確認できました。

関連資料

  1. グローバル HTTP モジュールの開発 (サンプルコード)
  2. グローバル HTTP モジュールのインストール

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