番号じゃわかりにくい!
前回までで、「複数のネットワークがあっても、全てのコンピュータに番号を振って識別する」 さらに、「どこからどこに接続するか、ということを元に、ルール決めをすることによって、 よそのネットワーク内のコンピュータにも接続できる」ということを見てきました。
しかし、コンピュータが増えて、ネットワークも増えてくると、 「何番のネットワークの何番のコンピュータ」と、指定するだけでも面倒ですし、わかりにくいですね。
さて、どうしたら良いでしょうか?
番号じゃわかりにくいのでしたら、意味のある名前をつければ良いですね!
ネットワーク 番の10番のコンピュータが、山田さんのコンピュータならば、
番の10番 == Yamada-PC
という風に名前をつけてあげればいいですね。
そして、コンピュータの番号と名前の対応表を全ての機器に配布します。
このように「コンピュータ番号と名前の対応表」を配布して、
- 番号が面倒なら名前でアクセスしてもよい
(コンピュータが裏で「対応表」を使って自動的に名前から番号に変換する) - 番号指定が面倒じゃなければ番号でアクセスしてよい
という取り決めにしましょう。
これで、名前を使って他のコンピュータに接続できるようになりました。