違うネットワークにまたがる機器 ~ ルーター
ここしばらく、IP アドレスの説明が続いていました。サブネットマスク、プライベートアドレス、アドレスクラス・・・、 盛りだくさんでした。大丈夫でしょうか? 混乱していませんか? もし記憶があやふやになってきたら、適当に過去の記事を読み返して、 復習してくださいね。
さて、今日は違うネットワークのコンピュータに接続するときに登場していた 「違うネットワークをまたがる機器」 について説明します。
何のことだったか、覚えていますか?記憶をリフレッシュするために以前の図をお見せします。
この図で思い出しましたか?
上図の下側のネットワーク、ネットワーク 2 番に接続しているコンピュータから、上側のネットワーク 1 番のネットワークのコンピュータに接続する場合は、 「ネットワークにまたがる機器」 に接続するのでしたね!
そうです。こいつです。
今日はこの機器についての説明です。
ルータ ~ ネットワークをまたぐ機器
ズバリ、この 「ネットワークをまたぐ機器」 のことを ルーター といいます。
普通のご家庭で、ネットワークに接続するところに ブロードバンドルーター などの機器を接続していると思いますが、 あれはまさに、「『家庭内のネットワーク』 と 『インターネット』 の両方にまたがる機器」 ということができます。
そして、このルータはパソコンというよりは、下の図のような機器であるのが普通です。
もちろん、Windows などのパソコンでもルータとしての機能を持たせることが可能なものもあります。
しかし通常は、こうした専用機器が安く高性能ですから、ルーターにはこういう専用機器を使います。