絶対に知っておきたい、コマンドプロンプトのクイックエディットモードによるコピー&ペースト方法
今回のトピックは Windows を使う人、少なくともこのサイトをみるような方は、絶対に知っておいたほうが良いです。
たぶん、多くの人が知っていて、普段から活用している人も少なくないと思います。
先日若いエンジニアがコマンドプロンプトを使うのに、かなり苦労しているのをみかけました。
コピペすればいいだけの所を、わざわざ何度も手入力しなおして、入力し間違えて困っている、という状況です。
コマンドプロンプトでも、コピペは有効です。ウィンドウの左上隅を右クリックして出てくるメニュー内にも編集 (Edit) があります。
しかし、ここで紹介するクイックエディットモードを使えば、わざわざメニューを出す必要もありません。
まずは準備として、Quick Edit Mode を有効にします。
ここでは例として dir コマンドの結果表示された文字をコピペしてみましょう。
次の画面では dir /b コマンドの結果、ファイル名が二つ表示されました。index.html と webdav.txt です。
これを次に type コマンドに渡すときに、"webdav.txt" という文字をコピペしてみます。
選択するにはマウスで文字をドラッグします。コピーするにはここで "Enter" キーを押します。
そして、コピーしたい場所まできて、そこでペーストします。ペーストは右クリックです。
次のように文字がペーストされれば成功です。
ちなみに、メニュー内にもコピーは "Enter" と書いてあります。
しかし、ペーストに関しては右クリックとは書いていないので、確かに分かりにくいかもしれないですね。