これは便利! IE のカスタムコマンドの作り方

Internet Explorer カスタムコマンド

今日は、知っているとちょっと便利な IE ハックをご紹介します。

例えば 「商品番号」 とか 「文書番号」 など、決まりきった URL を何度も入力することが多い人には役に立つと思います。

役立つ割に、あまり知られていない方法です。

(注意) Windows ハックでは良くありがちですが、これもレジストリをいじります。レジストリを壊してしまうと、ひどいことになりますから、設定変更には十分気をつけてください。間違って壊してしまっても、私は責任を取りませんのであしからず・・・。

出来上がりは、こんな感じになります

まずは出来上がりからみてください。

Internet Explorer (IE) のアドレスバーに、

mskb 925810

と打ち込み、Enter キーを押します。

IE カスタムコマンド

すると MSKB (マイクロソフトナレッジベース, MSKB) の 925810 が表示されます。

IE カスタムコマンド

こんなコマンドを作る方法です。

ここでは、MSKB を取得するコマンドということで、mskb というコマンドにしました。もちろん、このコマンドはあなたが自由に決めることができます。(あ、自由といってもいくつか使えない文字もあるかもしれませんが・・・、アルファニューメリックな文字ならたぶん大丈夫でしょう)

それでは、このコマンドの作り方です。

レジストリをいじるだけで簡単にできる

ここでは、上の例のように mskb というコマンドを作り MSKB 番号をパラメータとして受け取るようにします。

つまり IE に対して、

mskb 925810

を、

http://support.microsoft.com/kb/925810/ja

と解釈させる、ということをします。

このためには、次のレジストリキーを作ります。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft
\Internet Explorer\SearchUrl\mskb

もし、このキーが既にあったとしたら、きっとあなたはマイクロソフトのサポートエンジニアでしょう (笑)

さて次にこのキーのデフォルト値として、次の値を設定します。

http://support.microsoft.com/kb/%s/ja

レジストリエディタのスクリーンショットは次のようになります。

IE カスタムコマンド

これをセットしたら、一旦 IE を全部クローズして立ち上げなおせば、設定が有効になっているはずです。