メモリダンプを開く

システム管理者やサポートエンジニアにとってはメモリダンプから情報を読み取ることが非常に大事になってきます。

CDB を使ったダンプファイルの開き方

cdb ダンプを開くときは、-z オプションで開きます。

> cdb -z filename.dmp

WinDbg を使ったダンプファイルの開き方

WinDbg は GUI をもつデバッガです。

メモリダンプを開く場合は、File メニューの Open Crash Dump... を選択します。

メニューのキャプションは、Crash Dump (クラッシュダンプ) と書いてありますが、 ハングアップの時のダンプだろうと、構いません。 ダンプファイルを開く時はいつでもここから開きます。

使えるコマンド

メモリダンプの解析で使えるコマンドは、ライブデバッグのときのコマンドとほぼ同様です。

k とか d などは普通に使えます。

逆に使えないのは、 g とか bp とかです。

メモリダンプに対して g (実行) とか bp (ブレークポイントの設定) などしても、そもそも意味がないですよね (笑)

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