ファーストサーバ

マイクロソフト認定ゴールドパートナーであるファーストサーバは、日本国内で導入実績、５万ユーザーを誇るレンタルサーバー・ホスティング会社です。

専用サーバーサービスの「デルタ２」・「デルタ３」プランで、Windows Server 2003 (= IIS 6.0) を選ぶことができます。専用サーバーであり、リモートデスクトップ接続で管理可能です。

ファーストサーバでは、専用サーバーに２種類のシリーズがあります。「マネージドサーバー」と「セルフマネージドサーバー」です。

「マネージドサーバー」は管理権限がなくファーストサーバが管理します。
「セルフマネージドサーバー」では、管理権限が与えられこちらで全て管理します。

Windows が利用できる「デルタ２」「デルタ３」は、自分で管理する「セルフマネージドサーバー」 です。

そのため、自分で全て管理しなければなりませんが Windows なら管理するのも難しくないと思います。

特に Windows Server 2003 以降は Windows は既定の状態では何も動かないので、次の方針を貫けばセキュリティの観点からは問題はないはずです。

ファーストサーバでは Windows が利用できる、セルフマネージド専用サーバープランが２種類あります。

「デルタ２」と「デルタ３」の２種類です。

どちらを選ぶべきでしょうか。比較表を作りました。

コース	デルタ２	デルタ３
OS	Windows Server 2003 R2 Standard Edition	Windows Server 2003 R2 Standard Edition
CPU	Celeron 420 1.6GHz	Core2Duo 2.2GHz
メモリ	2GB	2GB
ハードディスク	320GB×2 (RAID1)	500GB×2 (RAID1) ＋500 BG (バックアップ)
データ転送料	無制限	無制限
料金	月額: 13,125円初期費用: 89,250円	月額: 26,250円初期費用: 89,250円

まず予算が潤沢にある場合。つまり月額３万円弱が全く問題ない場合は、迷わず「デルタ３」で良いと思います。
確実にスペックが上ですから ^^

あるいは、"ディスクが４００ＧＢ必要" などの制約がある場合も「デルタ２」では容量が不足しており、迷うことすらできませんから、制約条件をクリアしているほうを選ぶ他ありませんよね。

問題は、微妙にどちらにしたら良いか迷う場合です。

私の意見としては、ほとんどの場合「デルタ２」で十分と思います。その理由は次の通りです。

大きな違いは、ハードディスクと CPU ですがハードディスクについては、デルタ２でも３２０ＧＢあります。（容量としてこれで十分であるとします）バックアップディスクは付属していませんが、もともと RAID1 (=ミラーリング) ですから定期的にチェックすることで両ディスクの破損時までに対応可能です。

さらに CPU については、Web アプリケーションにて CPU を大きく食わない限り、通常 CPU がボトルネックになることはなく、ネットワークを含む I/O の問題の方がずっと大きいものです。

パフォーマンスに配慮したいなら、コンテンツのサイズを小さく抑える、HTTP 圧縮を利用するなど、サイトの改善をする方が良い結果を得られると思います。

一点、既知の問題としてはハードウェアの問題で、１００回に３回弱の割合でリブートに失敗する場合があるそうです。この点についてはサーバーをリブートすることは、通常頻繁に発生することではありませんからあまり問題視しなくて良いと思います。

※起動しない場合はファーストサーバにて対応するそうです。上がらない可能性があるなら、リブートをするときには RDP から実施しないで、はじめからファーストサーバに再起動依頼をするほうが賢明でしょう。

基本データ

ホスティング会社	費用/月	ドメイン	ディスク	データ転送量	その他
ファーストサーバ	13,125円デルタ２	Do レジで別途取得	320GB×2 (RAID1)	無制限	IIS 6.0 Windows 2003 専用サーバー

詳細情報についてはこちらから確認してください ⇒ ファーストサーバ