Web/DB プログラミング徹底解説

ホーム > Windows プログラミング入門 > 開発環境の構築方法

開発環境の構築方法

はじめに

それでは、いよいよ Windows プログラミングの一番最初。開発環境の構築です。

面倒くさいですが、これが無いと何も始まらないので頑張って作ってください。

ちなみに既に Visual Studio をお持ちの方は既に基本的な開発環境が出来ていると思います。

ただし、古いバージョンの Visual Studio をご利用でしたら、 そのバージョンが出荷された当時の Windows SDK (または Platform SDK) が同梱されている状態になっていると思います。

ですから、新しいバージョンの Windows をターゲットとした開発を行う場合には、 SDK だけでもアップデートするか、 最新の Visual Studio をぜひ入手してください

ちなみに、後で紹介しますがあまりお金をかけたくない場合は、この資料に従って Visual C++ Express Edition を使うのでも良いと思います。

Windows プログラミングに必要なもの

Windows API (Application Programming Interface) を利用してコードを書くためには、 Windows SDK (Software Development Kit) を取得する必要があります。

Windows SDK の中に、必要なヘッダファイル、ライブラリ、及びコンパイラ以外のリンカなどの開発ツールが含まれています

C/C++ コンパイラについては、最近は Visual C++ Express が無料で使用できますのでそれをインストールすればよいでしょう。 もちろん、Visual Studio の上位バージョンの方が各種ツール、プロジェクトファイル、ウィザードが用意されているので、 お金はかかりますが確かに良いし便利です。

今後より進んだ開発を行うつもりの人は Visual Studio を購入すると良いでしょう。

特に今学生の方で来春から就職するという人は、アカデミック版が買えるうちに必ず買っておくことをオススメします。

オススメというか、ほんと、アカデミック版買えるなら絶対買ったほうがいいですよ。1万円ちょっとでプロフェッショナル版が買えるなんて、ほんとうらやましい・・・。

アカデミック版なら、なんとプロフェッショナル版が、スタンダード版よりも安く購入できてしまいます。

»» Visual Studio 2008 Professional Edition アカデミック

Visual Studio または Visual C++ をインストールすれば、Visual C++ 統合開発環境の他、必要な Windows SDK もインストールしてくれます。

ですから、手っ取り早く開発環境を作るには、Visual Studio をインストールすればよいのです

Visual Studio のインストール

インストール方法はいたって簡単です。

セットアッププログラムを実行して、次へ、次へ、次へ・・・ と、デフォルトを受け入れてガンガン先に進めば完了です。

Visual C++ Express Edition

Visual C++ Express Edition をインストールしたら、Visual Studio 2008 Command Prompt を開き環境を確認しましょう。 これは Visual Studio Tools の下にあります。

コマンドプロンプトから、nmake, cl, link などの基本的なコマンドを叩き、それらのコマンドが認識されることを確認します。

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\VC>nmake

Microsoft (R) Program Maintenance Utility Version 9.00.30729.01
Copyright (C) Microsoft Corporation.  All rights reserved.

NMAKE : fatal error U1064: MAKEFILE not found and no target specified
Stop.

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\VC>cl
Microsoft (R) 32-bit C/C++ Optimizing Compiler Version 15.00.30729.01 for 80x86
Copyright (C) Microsoft Corporation.  All rights reserved.

usage: cl [ option... ] filename... [ /link linkoption... ]

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\VC>link
Microsoft (R) Incremental Linker Version 9.00.30729.01
Copyright (C) Microsoft Corporation.  All rights reserved.

 usage: LINK [options] [files] [@commandfile]
...

これで開発環境の設定は終了です。単に Visual C++ をインストールするだけなので簡単です。

ちなみに Windows SDK は以前は Platform SDK という名前でした。ですから、Platform SDK といったり、 Windows SDK といったり、いろんな呼び方が混じってますが、どれも同じです。

Windows SDK チームのブログは以下の URL です。

付録

尚、.NET Framework という環境もあります。

Java のように一度書いたコードが、いろいろなデバイス・環境で実行できることを目指して設計された実行環境です。

私の興味としては、環境固有の特性を利用して最高のコードを書きたいと思うので、正直あまり興味はありません。

どうしてもやらなければならないときは、MSDN の Microsoft Win32 to Microsoft .NET Framework API Map 等の資料が役に立つでしょう。

ホーム > Windows プログラミング入門 > 開発環境の構築方法