SQL Server バックアップ コマンド (フルバックアップ)

バックアップ作業は、データベース管理者に必須の作業ですから、ぜひマスターしたいものですね。
この資料には初歩的な SQL Server のバックアップコマンドを書いています。

フルバックアップ (Full Backup)

フルバックアップをとるコマンドは次の通りです。

USE master;
GO

BACKUP DATABASE mydb
TO DISK = 'C:\work\mydb.bak'

これは mydb という名前のデータベースを、C:\work\mydb.bak というファイルとしてフルバックアップしています。

SQL Server のバックアップは、ひとつのバックアップファイルに複数のバックアップを入れることができます

デフォルトでは、ひとつのバックアップに複数のバックアップが入ります。

例えば、上記コマンドを一度実行したときに、10MB 程度の mydb.bak が作成されるとすると、 上記コマンドを二度実行すると、(同じバックアップファイルに複数のバックアップが作成されるので)、 mydb.bak は約 20 MB になります。

ひとつのバックアップファイルに、ひとつのバックアップのみを作成する場合には、 次のようにWITH INIT オプションを指定します。

USE master;
GO

BACKUP DATABASE mydb
TO DISK = 'C:\work\mydb_042808_full.bak'
WITH INIT;

次へ » [差分バックアップ]

関連書籍

このトピックに関するおすすめの参考資料は次です。

SQL Server が使えるオススメホスティング

IX Web ホスティングでは SQL Server のデータベースの作成が無制限です。 このためキャパシティプランニングに関する不安が無く、コアのサービス部分にパワーを集中でき、よりよいサイトが開発できるでしょう。

またインターネット経由のデータベース接続もサポートするので、ローカルの Visual Studio から直接接続して開発を行うことが出来、 大変便利です。このコネクタビリティを利用すれば、本番環境に使わなくとも、例えばインドや中国にデベロッパーが分散している、 いわゆるオフショア開発環境としても非常に便利です。

利用料も安く個人で利用できるレベルですので、ぜひ一度お試しください。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。SNS 等でこの記事をシェアしていただけますと、大変励みになります。どうぞよろしくお願いします。

© 2024 Web/DB プログラミング徹底解説